読書の友は珈琲とチョコレート

本屋さんか図書館まわりで生きています。文学館にいることもあります。

科学絵本 新しい本 2017年10月

 

 科学絵本と題してみたものの、科学、科学といいつづけると堅苦しくなるので、よみきかせ向きの楽しい本から。

 

 

1 『いぶくろちゃん』

いぶくろちゃん (ライブえほん)

いぶくろちゃん (ライブえほん)

  • 作者:平田 昌広
  • 出版社:学研プラス
  • 発売日: 2017-10-03

消化について教えたいけれど、やさしく読める本はないですか?とお探しの方!

そんな人におすすめ。いぶくろちゃんがバナナを皮ごと食べちゃって・・というお話。

作者のかたが読み聞かせを動画であげているので、読み聞かせの練習にも。

 


いぶくろちゃん 読み聞かせ実演動画(Gakken)

 

 

 2 『すっぱりめがね』

 

 すっぱりめがね

すっぱりめがね

  • 作者:藤村 賢志 出版社:教育画劇 発売日: 2017-09-14

 

 モノの断面についておはなしするときにおすすめの絵本。学校司書さんに人気があった一冊。僕の持ってるふしぎな「すっぱりめがね」で何かをのぞくと、なんでもすっぱり!身の回りの物の断面を緻密な絵でのぞける、好奇心をはぐくむ絵本。

 

3 『いきものかくれんぼ』

 

  ほかのいきものにたべられないために、かくれんぼのてんさいになったいきものたちを紹介する本。ぜひクイズ形式で。

 

これはすごい!と私が思ったのはハイイロセダカモクメというガの幼虫。

虫がお嫌いでなければ、著者の一人である海野さんのブログをご覧あれ。

www.goo.ne.jp

 

 

 4  『わたしがノーベルしょうをとったわけ』

 

   主人公の女の子が不思議な卵をみつけて観察をはじめたら・・・。見たことだけではなく、観察した特徴を手掛かりに、図書館や博物館へ行って調べたり、比較したり、原因を予想することが日記に書かれていて、研究の手順について理解を深めることができる。

 

5 『ぼくのおおきさ』

 

 「大きくなったねえ」といわれるたびに、「ぼくは、僕の大きさだよ」と思う主人公。大きいとか小さいとか、何だろう?

親戚には必ず言われる「大きくなったねえ」。いわれる方にはたしかに不思議に感じる。