科学絵本と題してみたものの、科学、科学といいつづけると堅苦しくなるので、よみきかせ向きの楽しい本から。
1 『いぶくろちゃん』
消化について教えたいけれど、やさしく読める本はないですか?とお探しの方!
そんな人におすすめ。いぶくろちゃんがバナナを皮ごと食べちゃって・・というお話。
作者のかたが読み聞かせを動画であげているので、読み聞かせの練習にも。
2 『すっぱりめがね』
モノの断面についておはなしするときにおすすめの絵本。学校司書さんに人気があった一冊。僕の持ってるふしぎな「すっぱりめがね」で何かをのぞくと、なんでもすっぱり!身の回りの物の断面を緻密な絵でのぞける、好奇心をはぐくむ絵本。
3 『いきものかくれんぼ』
ほかのいきものにたべられないために、かくれんぼのてんさいになったいきものたちを紹介する本。ぜひクイズ形式で。
これはすごい!と私が思ったのはハイイロセダカモクメというガの幼虫。
虫がお嫌いでなければ、著者の一人である海野さんのブログをご覧あれ。
4 『わたしがノーベルしょうをとったわけ』
主人公の女の子が不思議な卵をみつけて観察をはじめたら・・・。見たことだけではなく、観察した特徴を手掛かりに、図書館や博物館へ行って調べたり、比較したり、原因を予想することが日記に書かれていて、研究の手順について理解を深めることができる。
5 『ぼくのおおきさ』
「大きくなったねえ」といわれるたびに、「ぼくは、僕の大きさだよ」と思う主人公。大きいとか小さいとか、何だろう?
親戚には必ず言われる「大きくなったねえ」。いわれる方にはたしかに不思議に感じる。