2017年4月読み聞かせ勉強会
1 『シンデレラ』 安野光雅 絵
1974年に発行された絵本シリーズを2011年に復刊。
シンデレラのお話は読み聞かせするにはちょっと長いのだが、この絵本はお話が短いので読み聞かせしやすい。そのぶんお姉さんや義母の意地悪部分が少なくなっている。
安野さんの描くお姫様やドレスのシンプルな美しさが魅力。
2 どんないろがすき
赤ちゃん向けに。
背表紙に譜面があって、歌いながらめくっておはなしをすすめてゆく。
どんないろがすき?と問いかけたら、きいている子供たちに愛の手を打ってもらってもよいかも(^^♪
楽譜を読むのが面倒な方はyoutubeで譜面と歌詞を見て練習するのも良いかと。
どんな色がすき(ピアノ)歌詞付き「おかあさんといっしょ」より
歌入り。
3 くまさん
はるがきて めがさめて くまさん ぼんやり かんがえた
さいているのは たんぽぽだが
ええと ぼくは だれだっけ だれだっけ。
まどみちおさんの誌に絵がついて、やさしい春の絵本になった。ふんわりした語感に癒される。くまさん よかったね。
4 木はいいなあ
木の緑が美しい、 初夏に読みたい一冊。
白黒ページとカラーのページが交互にあり、カラーのページの緑が際立つ。
縦に長い絵本なので、持つのにちょっとコツがいる。
外国の絵本なのに、ちょっと松っぽい木があって「あれ、日本?」
と一瞬思ってしまう。