近所の図書館で、ビブリオバトルを開催すると聞いて見学に行ってきました。
ビブリオバトルとは・・・
【ルール】
- 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
- 順番に一人5分間で本を紹介する.
- それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
- 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
(ビブリオバトル公式HPより)
本の紹介者は6人で、発表するまで何の本について話すのかはわかりません。レジュメも配布されないので何が出てくるのかはお楽しみです。今回の6冊は
1 『モザイクの馬』
2 『海にはワニがいる』
パキスタン、イラン、そしてイタリア。アフガニスタンを逃れた10歳の少年は、母が消えた翌朝から、ただひとり安住の地をもとめ、国境を越えて旅をつづけた…。少年の過酷な彷徨を静かな視点で描く、事実にもとづいた物語。
3 『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』
ミミズを食べても大丈夫? 数字は永遠につづく? どんなふうに恋に落ちるの? 科学、哲学、社会、スポーツなど、子どもたちが投げかけた身近な疑問に、ドーキンス、チョムスキーなどの世界的な第一人者が答える。
4 『忘れられた日本人』
柳田国男・渋沢敬三の指導下に,生涯旅する人として,日本各地の民間伝承を克明に調査した著者が,文字を持つ人々の作る歴史から忘れ去られた日本人の暮しを掘り起し,「民話」を生み出し伝承する共同体の有様を愛情深く描きだす.「土佐源氏」「女の世間」等十三篇からなる宮本民俗学の代表作.
5 『上野千鶴子が聞く小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? 』
おひとりさまは誰が看取るのか? お金はいくらあればよいか? 「在宅ひとり死」を願う上野千鶴子の67の質問に、がんの在宅看取り率95%を実践する医師の小笠原文雄が、実例をまじえて答える。
6 『ぼくは、図書館がすき』
絵本を読む子どもたち、図書館で働く人々、自動車で移動する図書館…。40年弱にわたり図書館を見続けてきた写真家による、全国の図書館とそこにつどう人たちの写真集。『図書館雑誌』掲載を書籍化。
で、チャンプ本になったのは・・・・
『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』 でした。
本自体の面白さもさることながら、聴衆からの
「ウチの子ども、勉強しないんですがどうしたらいいですか?」という質問に
「勉強に関しては記載がありませんが、"なんで大人の言うことを聞かないといけないんですか?"という質問がありますので、応用して下さい」との返しが絶妙でした(◎´∀`)ノ
自分だったら何を紹介するかなとつい考えてしまいます。人前でお話しする勇気はなかなか出ませんが(;´▽`A``